高校の先輩である元関脇・朝赤龍が親方である「高砂部屋」に、2024年末に入門することが決まったのは明徳義塾高校の砂坂有哉選手。砂坂選手は憧れの大相撲の世界に「やっと挑戦できる」とわくわくした様子だ。
12月に新弟子検査 来年1月に初土俵
角界入りを決めた高知の明徳義塾高校3年・砂坂有哉選手(18)。練習では力強い突き押し相撲を披露してくれた。

2024年末に大相撲の高砂部屋に入門することになり、この日、挨拶に訪れた相撲部OBで元朝赤龍の高砂親方と握手を交わした。

福岡出身の砂坂選手は小学5年から相撲を始め、中学から明徳義塾に進学。
175cm、135kgの恵まれた体をいかし、2024年のインターハイ個人戦では得意の突き押し相撲でベスト8に進出した。
子供のころから大相撲での活躍を夢見てきたという砂坂選手。小学6年の頃から交流があった高砂部屋の雰囲気にほれ込み入門を決めた。

砂坂選手は「自分は大相撲に行きたかったので、やっと挑戦できるって気持ちがあります。たくさんの人に愛されてたくさんの人に応援される関取になりたい」と意気込みを語った。

高砂親方は「自分の後輩をしっかり育てて、本人の追いかけている夢をかなえてあげたいというのが一番。人間的にもすばらしい力士になってほしい」と、砂坂選手の将来に期待を寄せる。

砂坂選手は、2024年末に新弟子検査を受け2025年1月の初場所で初土俵を踏む予定で、「頑張るぞー!」と気合い十分な様子だ。
(高知さんさんテレビ)