めざまし取材班:
大きな水槽ですね。さらに中でたくさんの金魚が泳いでいます。

2020年で14年目となる金魚アートの展覧会「アートアクアリウム」。

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来場者数が累計100万人を超える人気イベントが、常設施設「アートアクアリウム美術館」として8月28日、東京・日本橋にオープン。めざましテレビでは一足早くその様子を取材。

「アートアクアリウム美術館」を取材

右側には、額縁に入った絵画のような「ZENアクアリウム」。金魚が気持ちよさそうに泳いでいる。

そのまま進んで行くと、正面に現れたのは「床掛け金魚飾り」という掛け軸。金魚と映像で水墨画を表現した作品。

中で泳ぐ黒い金魚はまるで墨で描かれたようで、作品の一部として溶け込んでいる。よく見ると本物の金魚の中に、映像の金魚も隠れている。

さらに進むと、カラフルな照明に彩られたアクアリウムが登場。

その奥には暗い空間に丸い水槽が浮かび上がって見えてきた。本物の珍しい金魚を展示している「金魚コレクション」。

水槽の中には、丸い体型が特徴の「ランチュウ」。色や形、模様の違いで高い物だと100万円以上で取引されるという高級金魚。

一方、女性に人気の「桜錦」。透明鱗という透明なうろこを身にまとっているのが特徴。

江戸時代の花街をイメージした「花魁道中」

さらに奥に進んでいくと、赤い光を放つ、ひときわ豪華な空間が広がっている。今回の目玉作品、江戸時代のきらびやかな花街をイメージした「花魁道中」。16個のアクアリウムは様々な色に変化し、中では真っ赤な金魚が泳いでいる。

そして、その中央には高さ4m、横幅6mの新作「金魚大門」。

中を歩いてみると…

めざまし取材班:
天井にも金魚が泳いでいますよ。

見上げると天井部分に設置された水槽にずらっと、金魚が展示されている「天井金魚」。

一見たくさん金魚がいるように見えるが、入っているのは一つの窓に1匹のみ。残りは鏡にうつった金魚。それぞれの金魚が優雅に泳いでいて、普段あまり見ることがない金魚を下のアングルから見る事ができる。

さらに一番奥には、高さ2.8m横幅2mの巨大アート。中には高級金魚の「ブロードテール琉金」が泳いでいる。

また、色とりどりの柱が並ぶ「金魚の杜」は2階から立体的に見ることも可能。新しく生まれ変わったアートアクアリウム美術館は8月28日オープン。チケットは通常価格2300円(税込み)。

(「めざましテレビ」8月27日放送分より)