夏の甲子園をかけた全国高等学校野球選手権静岡大会は7月25日に準々決勝が行われ、ベスト4進出校が決まった。準々決勝終了時点の勝ち上がり表は以下の通りとなっている。
静岡が静岡商との接戦制する
第2シードの静岡は同じ地区のライバル・静岡商と対戦し、1回表に幸先よく1点を先制。
しかし、その後は両者いずれもランナーは出すもののゼロ行進が続く。
再び試合に動きがあったのは8回表。静岡は5番・漆畑のタイムリーで1点を追加すると、このまま2対0で試合を締めた。

プロ注目の知徳・小船は涙 聖隷に敗れる
最速150キロ超を誇るプロ注目の右腕・小船翼を擁する知徳はベスト8進出校の中で唯一のノーシード・聖隷クリストファーと対戦。
しかし、今大会なかなか調子の上がらない小船は2回に1点を奪われると、同点に追いついた3回にも内野のエラーで1失点。
さらに5回にはタイムリーなどで2点を失い、この回を投げ終え降板となった。
打線は8回に聖隷の暴投で1点を返し、最終回もヒットと四球でランナーを出すも反撃もここまで。ベスト8で涙を呑んだ。

猛打爆発の掛川西がコールド勝ち
4回戦で名将・永田裕治 監督が指揮を執る日大三島を下した掛川西は2回表にヒット7本を集めて8点を奪うと、続く3回表も4得点。さらに5回表にも内野ゴロの間に1点をあげ、駿河総合を13対0の5回コールドで下した。

加藤学園が第1シードの貫禄見せる
春の県大会を連覇した第1シードの加藤学園は1回裏、浜松工に1点を先制されるも、続く2回表に2本のタイムリーで3点を奪い、すぐさま逆転。
さらに4回表にも浜松工の暴投やタイムリーで5対1とし、このまま逃げ切った。

準決勝は7月27日に草薙球場で行われる。

(テレビ静岡)