秋に向けて腸内環境を整えよう
こうして夏を乗り切っても、最近の秋はまだまだ暑い。「秋にバテてしまう人は夏バテが尾を引いているのです」と赤石さん。
そんな秋に向けて準備を進めたいのが、腸内環境を整えることだという。
「最近はまたコロナが流行りつつありますし、秋から冬にかけては他の感染症に感染する確率も上がります。そこで大切なのが乳酸菌で腸内環境を整えること。それが、夏バテしないことと、感染症予防などにつながります」

ヨーグルトや味噌といった発酵食品をうまく日常の食事に取り入れることが大切だと赤石先生は話す。
「腸内環境は2~3週間で改善すると言われています。そして人によって合う乳酸菌も異なるため、キムチや味噌、ぬか漬けなどこまめに、さまざまな乳酸菌を食べると夏バテ、そして以降の季節も乗り切れるでしょう」
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赤石定典
東京慈恵会医科大学附属病院栄養部に勤務。管理栄養士として、患者への栄養管理や栄養の重要性を広く伝えるために書籍監修、メディア出演にも関わる。