神奈川・小田原市の駐車場で、隣の車に接触したまま立ち去る当て逃げの様子がカメラに捉えられた。60代の女性ドライバーは、車をぶつけた直後に降りると、自分の車と相手の車の接触箇所を服の裾で約10秒間にわたり入念に擦った。被害を受けた車の所有者は、走り去った行為に憤りを見せている。
服の裾で接触箇所を擦り証拠隠滅か
神奈川・小田原市の駐車場でカメラが捉えたのは、当て逃げの瞬間だ。
駐車スペースから出る際、隣の車に接触した。
そこに犬を連れた女性が通りかかり「大丈夫ですか?あちらが空いてるんですけど」と声を掛けた。
駐車に手こずっていると思ったのか、女性が空いている場所を指さす。
しかし、実際は隣の車にぶつかった直後だった。女性が立ち去るとドライバーは車から顔を出し、ぶつかった箇所を確認した。
この後、思いもよらない行動に出る。
車から降りると、まずは自分の車を確認した。ぶつかった車を見ると、すぐに自分の車の元に戻り、服の裾でゴシゴシと擦る。ぶつかった車にも同じように約10秒、入念に裾でゴシゴシと擦っている。
ドライバーは当て逃げについては否認
その後、自分の車に乗りこむと思いきや再びぶつかった車の元に戻り、状態をもう一度確認した。

そして、その場を立ち去った。
ぶつけられた車の所有者は、「証拠を消そうみたいな感じが見えたので、ちょっと悪質だなと。あそこまで露骨に証拠を消そうとして走り去るというのは怒りしかない」と話す。
警察は60代の女性が事故を申告しなかったとして捜査しているが、当て逃げについては否認している。
(「イット!」12月18日放送より)
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