富山県南砺市は東京や大阪の周辺につくられているのに匹敵する国内3番目のデータセンター集積地「南砺キャンパス」を立ち上げる計画を発表しました。

これは民間開発業者「GigaStream富山」と共同で発表したもので、それによりますと「南砺キャンパス」のデータセンターの規模は外部から受け容れる電源の容量、受電能力3.1ギガワットで国内3番目の集積地で最大規模となります。

データセンターがつくられるのは福光里山体育館があるおよそ13万平方メートルです。

計画では第1段階は約400メガワットの受電量に対応し、これまで発表された日本のデータセンターの中でも最大規模のひとつとなり、アマゾンやマイクロソフト、グーグルなどの大規模事業者へのサービス提供が可能となるとしています。

データセンターはデジタル世界の膨大なデータを安全に保管し、高速で処理するための基盤で、生成AIなどの利用拡大などにより需要が急激に高まることが予測されています。

この施設の着工は2026年春以降、2028年末までのサービス開始を予定しています。
(富山テレビ放送)
