そうめんに+蒸し豚

そうめんは、簡単に作ることもできるため、常備している家庭も多い。そのそうめんをうまく使いながら、夏バテを避けるためのポイントは「ビタミンB1の摂取」だと赤石さんは言う。

「糖質を効率よくエネルギーに変えてくれる栄養素がビタミンB1。疲労回復にもつながります。うなぎも多いと言われていますが、豚肉が圧倒的なのです」

「そうめんのみ」になりがちなところ、ビタミンB1が多く含まれている豚肉を一緒に食べることで、糖質をエネルギーに変えてくれるそうだ。

そうめんにつけるなら、豚はゆでるより蒸したほうが良い(画像:イメージ)
そうめんにつけるなら、豚はゆでるより蒸したほうが良い(画像:イメージ)

そのときに付け加えたい、最適な豚肉メニューが「蒸し豚」。

しゃぶしゃぶにしてゆでるよりも、蒸すことがポイント。ビタミンB1を余すことなくとることができるため、「ゆでるよりもなるべく蒸したほうが良い。そのときに一緒に野菜も蒸すと良いでしょう」と赤石さんは勧める。

特にヒレやモモは脂肪が少ないためビタミンB1が多く含まれているが、赤石さんは「部位にこだわるよりも、まずは食べやすい部位から食べることが大切です」と話す。

また、子供のいる家庭では付け合わせに「ハム」を使うこともあるが、「手軽に食べられますが、塩分過多になり、脱水を助長する可能性もあるのでできれば避けていただきたいです」とのこと。

さらに、豚肉を使った夏バテしない3つのメニューも教えてもらった。