堀井学衆院議員(52)の香典を巡る事件で、堀井議員が「自分名義にするように」と指示していたことがわかった。

堀井議員は秘書などに指示し、自分の名前を書いた香典を選挙区の有権者に渡した疑いが持たれている。

その後の関係者への取材で、事務所内で違法性が指摘された際、「名義は自民党支部か親族に変える」との対応が共有されたが、堀井議員が1カ月ほど後に「自分の名義にするように」と指示し、本人名義の香典配布が一部で続いていたことがわかった。

一方、領収書は、自民党支部や親族名義で受け取ったケースもあったとみられる。