各地で猛暑日が続出し、危険な暑さへの警戒が高まっている。
そんな中、とある事件が原因で暑さから逃れられなくなった人たちがいた。
危険な暑さが全国各地に…
沖縄・那覇市では、観測史上初めて最高気温が36度に達した。

気温は東京でも上昇、JR新橋駅前では最高気温34.2度とうだるような暑さになり、バテ気味の人がちらほらといた。
蒸し風呂状態の店舗で作業 いったいなぜ?
こうした厳しい暑さから、逃れられなくなった人々が茨城・常総市にいた。

バリッと香ばしく焼き上げられたのは、常総市にある「青春餃子(ギョーザ)」が作るスタミナ満点の「焼餃子」(10個・900円)。
実は、この餃子作りに危機が訪れているという。

向かったのは、餃子を作る別の店舗。
その店舗内ではエアコンが止まってしまっていて、室温が32度となっている。
そんな中で、餃子作りの作業をしているという。

室内にエアコンがあるのに、なぜ止まったままなのだろうか?
なんと今週に入り、エアコンの室外機が盗まれてしまったというのだ。

エアコンが使えなくなった室内は蒸し風呂状態。
大量の「あん」を作る75歳のパート従業員・大山さんも一苦労だ。
「もう上(服の首元)もビショビショ」と、暑さにへきえきしている様子。

聞けば、餃子を作るこの店舗は9月末いっぱいで閉めるため、新たにエアコンを買う予定はないのだという。
青春餃子 石川昇太店主:
暑さ対策して、なんとかして乗り切るしかない。エアコンのない場所で過ごしてほしい、(室外機を盗んだ)犯人には。このつらさを味わってほしい。

関東は7月20日から危険な暑さに要注意だ。
東京の予想最高気温は、土日ともに35度で、週明けの月曜日(22日)は体温より上の37度。
万全の熱中症対策が求められる。
(「イット!」7月19日放送分より)