日本バスケットボール協会は8日、26日から開幕するパリオリンピックの男子5人制の代表選手を発表した。選出されたのはアメリカ・NBA組の八村塁・渡邊雄太、NBAへの挑戦を発表している富永啓生・河村勇輝ら12人。金近廉、佐々木隆成、井上宗一郎、川真田紘也は選外となった。
選ばれたのは以下の12人
富樫勇樹 (PG・千葉ジェッツ)
ジェイコブス晶 (SF・ハワイ大学)
河村勇輝 (PG・横浜ビー・コルセアーズ)
比江島慎 (SG・宇都宮ブレックス)
テーブス海 (PG・アルバルク東京)
八村塁 (PF・ ロサンゼルス・レイカーズ)
渡邊雄太 (SF)
馬場雄大 (SF)
ジョシュ・ホーキンソン (C/PF・サンロッカーズ渋谷)
富永啓生 (SG)
渡邉飛勇 (C・信州ブレイブウォリアーズ)
吉井裕鷹 (SF・三遠ネオフェニックス)
(ポジション:PG=ポイントガード、SG=シューティングガード、SF=スモールフォワード、PF=パワーフォワード、C=センター)
トム・ホーバス監督は「この2か月間で約40人の選手から12名に絞り込むのは本当に難しいプロセスでした。選手全員が一生懸命に取り組んでくれた事に感謝します。12人が決まりこのメンバーでパリ2024オリンピックで戦うことを楽しみにしています。日本での強化試合4試合では望んでいた結果は出ませんでしたが、課題も見つかり、オリンピックまでに修正できると思います。チームの目標である『ベスト8』を達成して パリでプレーできることをとても楽しみにしています」とコメントを発表した。
パリオリンピックでベスト8入りを目指す日本(世界ランキング26位)は、ヨーロッパに遠征し7月19日にドイツ(同3位)、21日にセルビア(同4位)との強化試合に出場。五輪本番は予選ラウンド・グループBで27日にドイツ、30日にフランス(同9位)と対戦、8月2日のもう1枠には7月7日の世界最終予選でブラジル(同12位)の出場が決まった。