鉄板の上でくるくると回しながら焼き上げられるたこ焼きに、かつお節が踊るアツアツのお好み焼き。
東京・新宿の京王百貨店で27日から始まった、食いだおれの街・大阪を代表するグルメが一堂に会する「うまいもんまつり」。
大阪出身の女性は「(Q.何を買いに)きょうはミックスジュースといか焼きを。この店でしか味わえないようなミックスジュースなので、すごく好きです」と話しました。
いか焼きなどの粉もんや串カツ、さらにヘレカツサンドといったできたてグルメに加え、普段は東京では買えない人気の豚まんまで、52店舗の大阪のうまいもんが集結しました。
訪れた人は「たこ焼き買いました。ちょっと粉もんを欲してて、できたてを食べたくて、王道な味かと思ってチョイスしました」と話しました。
なぜだか無性に食べたくなるという粉もん。
2026年で10回目となる人気のグルメイベントなのですが、たこ焼きの食べ比べが売りの店では欠かせない食材の卵の値上がりに嘆く声が。
道頓堀 赤鬼・廣田哲彦社長:
(Q.卵の価格)2割くらい上がってるのではないですかね。特殊なの使っているので、それ変えたら味が違うんですよね。去年来た時と味が違うというのはいちばんさみしい。そこだけは絶対避けたい。
物価高騰が続く中、自慢の味をどう維持していくのか、粉もんの店に募る危機感。
取材班が訪ねたのは、東京・神田小川町のお好み焼き店「お好み焼 ねぎ焼 十々」。
店主の渡邉さんも、卵だけにとどまらない原材料の値上げに頭を悩ませていました。
お好み焼 ねぎ焼 十々・渡邉哲店長:
じわじわ上がってきてるのがキャベツ。キャベツ、卵が上がってきているなと。
毎日スーパーに通い、食材を調達している渡邉さん。
じわじわ上がる食材の高騰を実感していました。
お好み焼 ねぎ焼 十々・渡邉哲店長:
業務用の大きなキャベツが280円で売ってるけど、(以前より)100円くらい高いかな、キャベツ1個で。卵はずーっと高い。
かつて物価の優等生といわれた卵ですが、5年前と比べると今は2倍以上に高騰。
そして、お好み焼きには欠かせないキャベツも年末以来の雨不足の影響で値上がり傾向が続いています。
多い時には1日にキャベツ6玉、卵は100個も使うというこの店。
今後も厳しい状況が続くとみています。
お好み焼 ねぎ焼 十々・渡邉哲店長:
卵は1回上がったらなかなか下がりにくい。野菜は収穫量によって変化があるけど、卵はそうはいかないから厳しい。
卵、そしてキャベツの高騰が続く中、レシピサイド「デリッシュキッチン」では、この2つの食材を使わずに作るお好み焼きレシピが公開されています。
まず、卵なしのレシピでは、卵の代わりに長芋を使用。
すりおろした長芋を生地に混ぜ合わせることで、ふわふわ食感のお好み焼きができあがります。
そして、キャベツなしのレシピでは、キャベツの代わりにたっぷりのモヤシを使います。
こちらは生地にモヤシを混ぜるだけの包丁いらずで、手軽に作ることができます。
安価なモヤシを使った節約レシピとしてもオススメだということです。