新型コロナウイルスが5類に引き下げられて初めてのゴールデンウィークがいよいよ始まる。国内予約者ランキングで上位にあがる長崎。地元・長崎人は何を楽しみにしているのか？長崎の楽しみ方の参考にどうぞ。
歴史と食の街・長崎は予約ランキング3位
最大で10連休となる2024年のゴールデンウィーク。旅行代理店HISによると、2024年のゴールデンウィークの国内旅行予約者数で長崎は第3位にランクインしている。
テーマパーク・ハウステンボスはもちろん、グラバー園や出島などの観光スポット、新鮮な魚に茶碗蒸しなどの和食、ちゃんぽん皿うどんの中華料理、スイーツと食の宝庫でもあり、長崎人気は根強い。
長崎と博多を結ぶ西九州新幹線とリレーかもめの指定席で最も予約が多く入っているのは、上りも下りも5月3日。長崎自動車道では4月29日と5月4日に佐賀・武雄ジャンクション付近の下り線で最大10kmの渋滞が予想されている。
お気に入りの器を探そう！
2023年のゴールデンウィークで長崎で最も人出が多かったのは、県央地区・東彼杵郡波佐見町で毎年開催されている「波佐見陶器まつり」だ。
町内約150店の窯元・商社が出店。2023年は24万人の焼き物ファンでにぎわった。通常の3～4割引での販売もある他、出店者と対話しながらの器探しは陶器まつりならではの楽しみだ。
大型テント内での販売なので、雨天時も安心して買物を楽しめる。やきもの公園で4月29日(月)～5月5日(日)まで開催される。
県北の佐世保市でも窯元巡りを楽しめる。三河内皿山一帯で開催される「三川内焼窯元はまぜん祭り」だ。
期間中は17の窯元が軒を連ね、白磁に藍色の絵付けが特徴の三川内焼が通常より安く購入できる。5月1日(水)～5日(日)での開催だ。
雨でもOK！親子で楽しめる
雨でも楽しめる施設は長崎市にある「あぐりの丘」の「あぐりドーム」だ。あぐりの丘は約23ヘクタールの広大な園内に豊かな自然と体験型の施設があり、四季の草花や動物とのふれあいを楽しむことができる。
敷地内に2022年にオープンした「あぐりドーム」は雨の日でも遊べる全天候型の子ども遊戯施設だ。
各回90分で予約優先制による完全入れ替え制となっている。5月3日から5日までクイズラリーなどが催される「あぐりの丘フェスタ」が開催される。
つつじを楽しむなら稲佐山
ゴールデンウィークに楽しめる花は「つつじ」だ。長崎市のシンボル・稲佐山では約8万本のつつじが咲き誇る。
4月28日(日)～5月5日(日)は稲佐山つつじまつりが5年ぶりに開催。ヒラドツツジなど赤やピンクのツツジが人々を出迎える。4月28日にはハタ揚げやカラオケ大会などのイベントも催される。
かわいさと機能性の便利グッズ
最近は旅をより快適にするための便利グッズが種類豊富だ。長崎市の「アミュプラザ長崎新館」にある「フライング タイガー コペンハーゲン」は北欧・デンマーク発の雑貨ストア。4月中旬から60点近い新作の「トラベルグッズ」が並んでいる。個性とともに機能性を持ち合わせたグッズが人気だ。
普通のバッグと思いきや…
中を開けると棒にかけられる収納グッズに変身する便利アイテム。宿泊先の衣装ケースとして大活躍すること間違いなし。
一緒にお出かけしたくなるアイテムもある。
くじらのぬいぐるみと思いきや…
ファスナーを開けて中身を取り出すとネックピローに早変わり。移動中に退屈しがちな子どもの遊び相手にもなりそうだ。
新型コロナ以降アウトドアの人気が高まってきていることから、バドミントンなどのスポーツ用品や子どものキャンプ用品なども新登場している。
長崎での思い出作りに便利グッズが一役買いそうだ。
（テレビ長崎）
