大谷翔平選手が、自身のよき“相棒”だった元通訳の水原一平氏の“違法賭博疑惑”に関する声明を行った際、通訳として同席していたウィル・アイアトン氏。
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大谷選手の番記者である「FullCount」の小谷真弥記者も、この起用には「本当にいい新しいパートナーになる」と太鼓判を押します。
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小谷真弥記者:
日本語も英語も堪能の方ということで、彼に託したんだと思います。チームのムードメーカーといいますか、本当に愛されキャラといいますか…。通訳としての経験も豊富ですので、本当にいい新たなパートナーになるのかなと私は思っています。
大谷選手の“新相棒” アイアトン氏とは?
大谷選手の新しい通訳となったアイアトン氏は35歳。ドジャースのデータ分析を担っています。
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現地メディアによると、生まれは東京で、その後、ハワイに移住。
自身も野球選手として活躍し、母親がフィリピン人ということから、2012年のWBC予選にフィリピン代表として出場しています。
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カリフォルニア州にある大学では、卒業の代表スピーチに立ち、野球について「まだ野球を続けたかったのです。ハードワークの結果、背中の捻挫で夏のシーズンを棒に振るとこだった。プレーオフに間に合うように復帰するも、足首を捻挫してしまい私の夏は終わった」と話していました。
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前田健太投手がドジャース時代には、専属の通訳として、度々SNSにも登場。
![音楽に合わせて楽しそうに踊るアイアトン氏 前田健太投手の公式SNSより](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/d/c/700mw/img_dcbd4b131ccf93f002c8b33e502672f9247439.jpg)
そんな“チームの愛されキャラ”だというアイアトン氏を、ロバーツ監督はこう評価しています。
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ドジャース ロバーツ監督:
彼は秘密兵器だ。言っておくが、彼はなかなかいない献身的な男だ。ウィルは、いま通訳となっているが、“スイス・アーミーナイフ”のように何でもやってくれている。
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通訳だけではなく、運転手やメディア対応、メンタルサポートや食事の手配、さらにキャッチボールの練習相手など様々な事柄をサポートしていた水原一平氏。
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――アイアトン氏の仕事は「データ分析」ですから、全て同じ役割をこなすことは難しいのでしょうか?
大谷選手の番記者 小谷真弥記者:
それはなかなか難しいとは思うのですけども。アイアトンさんは、データのスペシャリストでもありますので、新しい情報というのはアイアトンさんからどんどん供給されるのではないかと。大谷選手のいいパートナーになるのではないかと思います。
フジテレビ解説委員 風間晋氏:
技量が優れているのは当然として、今回画面を見ていて思ったのは、誠実さそれから信頼できる人柄というのが、やはり伝わってきたと思います。それは、デビュー機会が危機対応のとても大切な局面だったから、余計に彼の人柄や対応がすごく印象に残りましたね。
![野球史研究家 名城大学・鈴村裕輔准教授](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/8/e/700mw/img_8eac5b72f3430c15c8611adf35d9f660542869.jpg)
――よい通訳を見つけるのは難しいのでしょうか?
野球史研究家 名城大学・鈴村裕輔准教授:
そうですね、選手が言いたいことだけではなく、言えなかったこともカバーしていけるのが良い通訳ですので、そういった意味で信頼をどこまで築いていけるかということが、お二人の間をよりよいものにしていくかと。
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チームメートのバックアップに、頼れる新たな“相棒”を得た大谷選手は、日本時間の29日、本拠地での開幕戦を迎えます。
(「めざまし8」3月28日放送より)