ドジャースの大谷翔平選手は日本時間26日午前6時45分、自身の通訳を務めていたが違法賭博に関与した疑惑で解雇された水原一平氏について「僕の口座からお金を盗んでなおかつみんなにウソをついていたというのが、結論から言うとそういうことになります」と述べた。大谷選手が水原氏について話すのは、解雇後初めて。

大谷選手は現在の心境について「僕自身も信頼していた人の過ちを、悲しく、ショックですし、今はそう感じています」と述べた。

さらに、違法賭博との関係については、「僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それを頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことも全くありません。数日前まで彼(水原氏)がそういうことをしていたというのも全く知りませんでした。結論から言うと彼が僕の口座からお金を盗んでなおかつみんなにウソをついていたというのが、結論から言うとそういうことになります」と述べて、賭博との関係を完全否定するとともに、水原氏にだまされていたと説明した。

さらに、「先週末韓国で、僕の代理人からメディアに、違法なブックメーカーから僕が関与しているのでは無いか、賭博に関与しているのではないかという連絡がありました。一平さんはこういった取材の依頼があるということを僕には、話していなかったし、僕の方にはそういう連絡は来ていなかったということと、代理人には一平さんは僕と話してわかったのは、一平さんにではなく友人の借金の肩代わりとして支払ったという風に、僕の代理人含めてみんなに話していた」と話し、水原氏が当初「友人の借金」とウソをついていたとしている。その上で、「僕がこのギャンブルに関する問題を初めて知ったのは、韓国での第一戦の後に行われたチームミーティングの時です」と説明した。