東日本大震災から11日で13年を迎えました。被災地の東北のみならず、全国各地で追悼の祈りがささげられた。
■東日本大震災から13年 各地で追悼

地震が起きた午後2時46分。福島県福島市では、祈念式典が開かれ、岸田首相らが参列しました。
岸田文雄首相:震災の大きな犠牲の上に得られた教訓を風化させることなく、能登半島地震をはじめとする自然災害への対応にいかし、災害に強い国づくりを進めていくことを改めてここに固くお誓いいたします

東日本大震災で亡くなった人は1万5900人、今もなお2520人が行方不明となっている。
能登半島地震の被災地でもー能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市では、この日に合わせて、地元の名物などを販売する復興市が開催された。
NPO法人輪島朝市・中浦政克理事:お互いに被災地同士、協力していったり支援をし合う状況が続いておりますので、この日に私たちも一歩踏み出したよ、ということを東北のみなさんにもお伝えしたかった
■能登半島・神戸からも追悼の祈り

追悼の祈りは、関西でも…神戸市の東遊園地では阪神・淡路大震災からの復興を願って燃え続ける「希望の灯り」でキャンドルに火をともし、岩手県陸前高田市と中継を結びながら祈りをささげました。
参加者は:気持ちの部分から一緒にいるよ、共にいるよ、共に復興しましょうねという思いがある
13年たった今も、あの日のことを忘れないように…多くの人が被災地を見守り続けている。
(関西テレビ「newsランナー」3月11日放送)