連続企業爆破事件に関与した桐島聡容疑者を名乗って死亡した男について、警察庁の露木康浩長官が1日、「本人の疑いがあるとみて慎重に確認を進めている」と述べた上で、他に逃走中の2人についても「決して諦めることなく追跡捜査を進める」と強調した。
連続企業爆破事件を起こした過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバーの桐島聡容疑者であると打ち明けた男は、末期の胃がんにより、1月29日、死亡した。
現在、警視庁公安部が桐島容疑者の親族からDNAの提供を受けて鑑定を進めている。
こうした中、警察庁の露木長官は1日の定例会見で、「警視庁において本人の疑いがあるとみて慎重に確認を進めている」とした上で、「引き続き必要な捜査を尽くして参りたい」と述べた。
また、裁判中に逃亡したメンバー2人、佐々木規夫容疑者と大道寺あや子容疑者についても「追跡捜査を決して諦めることなく進めてまいりたい」と強調した。
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