通常国会冒頭、政府が衆参両議会の本会議場で国政の基本方針を示すために行う演説。総理大臣の演説は「施政方針演説」、外相の演説は「外交演説」、財相の演説は「財政演説」、経済政策担当相の演説は「経済演説」と呼ばれ、あわせて「政府4演説」という。
首相が、国政全般の方針を示し、各大臣が、外交、財政、経済といった国政の根幹についての基本方針を議会に示し、国会が始まる。
各党代表者は、「政府4演説」に対して、「代表質問」を行い、実質的な国会審議が始まる。
大臣演説の歴史は、第1回帝国議会までさかのぼるが、4大臣のスタイルになったのは、戦後1952年の第15回国会から。
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