「歌手の小金沢君」で知られる北島三郎さん(87)の愛弟子、歌手の小金沢昇司さんが1月11日に亡くなったことを所属レコード会社が発表した。

体調不良で入退院繰り返す

小金沢さんは、体調不良により入退院を繰り返していて、神奈川県内の病院で息を引き取ったという。65歳だった。

北島三郎さんの付き人として芸能界入り
北島三郎さんの付き人として芸能界入り
この記事の画像(4枚)

呼吸不全のため亡くなった小金沢さんは、北島三郎さんの付き人として芸能界入りし、後に演歌歌手としてデビュー。

CMで一躍ブレイク その年の「新語・流行語大賞」で「大衆部門」銀賞受賞
CMで一躍ブレイク その年の「新語・流行語大賞」で「大衆部門」銀賞受賞

のど薬のCMに出演し、ナレーションで「歌手の小金沢君」と紹介されると、「この人誰?」などとお茶の間で話題となり、一躍ブレイク。その年の「新語・流行語大賞」で「大衆部門」銀賞を受賞するなど注目された。

弟子の訃報に、北島三郎さんは「誠に残念です…あまりにも哀しくて胸が痛みます。最近は体調を崩していると聞き、心配していました。縁あって出逢い、今日までの泣き笑い、たくさんの思い出を置いたまま旅立ってしまった。こんな別れになるなんて…『形あるものいつかは壊れ、命あるものいつかは終わる』とは言われても、あまりにも若くて早すぎる。お前のことは、いつまでも忘れはしないよ」と追悼のコメントを発表した。
(「イット!」1月15日放送より)