日本時間の1月16日午前、共和党の指名獲得レースの初戦が行われる。
いよいよアメリカ大統領選挙の幕開けだ。

共和党レースで”独走状態”のトランプ氏

やはり注目なのはトランプ前大統領。
そのトランプ氏は、FNNの取材に大統領復帰への強い意欲を示した。

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記者が「大統領に復帰したら、対中国への政策はどう変わるのか」と問いかけると、トランプ氏は「私は中国と非常に良い関係を築いている。誰とでも良い関係だが、私たちが利用されることはない」と答えた。

大統領に復帰すれば、中国との関係を良好にしたうえで国益を守り抜くと強調した。
最新の世論調査では、党集会の参加予定者の間でトランプ氏を第1希望に選んだのは、50%近くになっている。

しかし、トランプ氏に思わぬ敵が…。
アイオワ州では「命に危険が及ぶレベルの寒波」が押し寄せ、記録的な大雪となった。駐車場などで車が動かなくなり、立ち往生しているケースも。

温度計は氷点下23℃を示し、予定されていたトランプ氏の大規模イベントは、大雪と強風によりオンラインのイベントに急きょ変更となった。

それでも厳しい寒さの中で、現地時間14日はイベントを開催。
会場は、トランプグッズを身につけた支持者でいっぱいに。
「午前6時から並んでいるよ。彼は第2次世界大戦後、アメリカにとって最高の大統領だと思う」と話す支持者もいた。

会場にトランプ氏が登場すると、支持者から大歓声が上がった。

共和党の指名獲得レース初戦日は氷点下30℃近くまで気温が下がり、歴史上最も寒い党員集会になるとも予想され、投票率の低下も懸念されている。

アイオワ州の結果は今後の試金石となるだけに、全米の注目が寄せられている。
（「イット！」1月15日放送）