商売繁盛の神様えべっさんの総本社、兵庫県の西宮神社で新春恒例の福男選びが開催された。108人が参加し、19歳の大学生が一番福に。スタート直後は姿が見えなかったが、大きく動きゴール直前で先頭に立った。

三番福まで全員初挑戦

1月10日午前6時。「開門」の声とともに、参加者たちが走り出す。

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2024年も始まった新春恒例の福男選び。商売繁盛の神様えべっさんの総本社、兵庫県の西宮神社の境内を108人が猛ダッシュした。

走り参りのスタイルで、約230m先の本殿を目指す。

開門前は2列目に並んでいたという大学1年生の髙谷望巳さん(19)
開門前は2列目に並んでいたという大学1年生の髙谷望巳さん(19)

わずか30秒ほどで決まった2024年の一番福は、大学1年生の髙谷望巳さん(19)だった。陸上部で専門は400mだという。

しかし、ゴール直前までトップではなかった。いつ先頭に立ったのか…?門が開いた直後は、その姿は確認できなかった。開門前は2列目に並んでいたという。

出店のエリアで、集団の中を大きく左側に移動
出店のエリアで、集団の中を大きく左側に移動

出店のエリアで、集団の中を大きく左側に移動。これが運命の分かれ目だった。最終カーブで最も内側に。最後の最後で先頭に立ち、一番福に選ばれたのだ。

ちなみに2024年の一番福、二番福、三番福、全員こう話している。

一番福の髙谷さん(19)は、「今回初めて挑戦しました」とのこと。さらに、二番福の公務員・山下さん(23)も「自分も初めてでした」、三番福の学生でアメフト部所属・多田さんも(23)も「僕も初めてです」と全員初挑戦だった。

また、福を誰に届けたいかという質問に、髙谷さんは「一番は地震にあった方々に元気を与えられるような、元気になってもらえたらうれしい」とコメント。

周囲からは「ふっくおとこ、ふっくおとこ」という歓声があがっていた。
(「イット!」 1月10日放送より)

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