新型コロナウイルスの補助金をだまし取った疑いで、歯科医師の男らが逮捕された事件。
事件発覚のきっかけは「検査キットの不法投棄」だったことが判明した。

FNN直撃に「『もういいわ』で捨てた」…“不法投棄”から事件が発覚

逮捕されたのは、歯科医師の貝田勝之容疑者(63)のほか、会社員の中野友和容疑者(46)、無職の竹本智一容疑者(47)ら3人。

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3人は2022年、新型コロナの無料検査事業で虚偽の申請をし、補助金約1億6500万円をだまし取った疑いがもたれている。

警察によると、マンションのゴミ置き場にコロナの検査キットなどが不法投棄されているのが見つかり、捜査の過程で補助金詐欺の疑いが浮上したという。

中野容疑者は逮捕前、FNNの取材に対して不法投棄を認めていた。

――ゴミ箱に何を捨てたのですか?
中野容疑者:

検体ですね。抗原検査の検体を。本来でしたら別の店舗のところに置いて、そこから回収するんですけれども、そこまで行くのもしんどくて、「もういいわ」っていうので、そこに捨ててしまったんですけど。

警察は、検査キットなどを不法投棄した疑いでも捜査している。
(「イット!」1月5日放送より)

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関西テレビ
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