都内の至る所で行き交う人々を魅了しているイルミネーション。
冬の風物詩見たさに多くの人が殺到し、一歩間違うと事故になりそうな“危険な撮影”が行われています。

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東京・六本木の“映え”ポイントは横断歩道の上…

六本木では、道路の両脇に光るイルミネーションの奥に東京タワーが見えるスポットが、“映え”スポットとして人気で、多くの人が訪れています。

東京・六本木のイルミネーション
東京・六本木のイルミネーション

しかし、この撮影ポイントは、“横断歩道の上”です。

警備員:
危ないので車道に出ないでください。車道に出ないで下さい。信号変わります。戻ってください。赤信号です。戻ってください。無理な横断やめてください。

警備員の呼びかけを無視して、信号が赤に変わっても撮影を続ける人たちの姿が。

取材スタッフ:
赤になりました。危ないですよ!

撮影した人に写真を見せてもらうと、この位置からだとイルミネーションと東京タワーのコラボ写真が撮れるのだといいます。

女性:
やっぱり横断歩道じゃないと。東京タワーと一緒にちょっと撮りたいなと。

東京・丸の内のイルミネーションでは…

東京・丸の内では360本を超える街路樹がライトアップ。

東京・丸の内のイルミネーション
東京・丸の内のイルミネーション

“映え”写真撮りたさに、車道に出て撮影する人が続出しています。
事故につながりかねない危険な行為です。

取材スタッフ:
あちらの方、車道で撮影をされています。

――車道の方に出て撮られていましたが危なくなかったですか?
男性:

危ないとは思います。ただこちらも周りを気をつけてやってるので。

危険な撮影行為は外国人観光客にも多く見られました。

――ここは車道で、危なくなかったですか?
台湾からの観光客:

危ないと思います。日本のイルミネーションは台湾よりきれいですから、きれいな写真を撮りたいです。

韓国からの観光客も…。

韓国からの観光客:
(写真を撮ると)車(が来ること)に集中できないので事故が起こるかもしれないですね。ちょっと危ないです。ごめんなさい。

映える写真を撮りたい気持ちはわかりますが、マナーを守って楽しんでほしいところです。
(「めざまし8」12月11日放送)