今年デビュー30周年を迎えたダンス&ボーカルグループ「TRF」のDJ KOO、SAMと、ロバートの秋山竜次が『ボクらの時代』で鼎談。

実は秋山の大ファンだというDJ KOOとSAMに対して、秋山が自身のお笑いの作り方について明かした。

秋山「いろんなものをかき集め実在キャラに」

キングオブコント2011で優勝。さらには同大会の審査員を務めるなど、希代のコント師として活躍している秋山。

多種多様なキャラクターに扮する「クリエイターズ・ファイル」では、これまで100種類以上の人に変身している。

そんな秋山にDJ KOOが「他の人が目を付けないところに目を付けていくところが、めっちゃリスペクトする」と話すと、SAMも「本当にすごいと思う。目の付け所とかも全てが」と秋山の笑いを大絶賛。

TRF SAM、DJ KOO、ロバート 秋山竜次
TRF SAM、DJ KOO、ロバート 秋山竜次
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DJ KOOが「あの『クリエイターズ・ファイル』って、元があるんですか?」と質問すると、秋山は「想像なんですよ」と言いつつ、「だいたいでも想像でやると、(実際に)いるやつになってくるんです。例えばファッションのすごい大御所をやる時。

『衣装はファッション突き詰めている人って、いろいろあって結果黒に落ち着くだろうな…と、黒で固めて。髪型はどうだろう、女の人だったら、いろいろあるけど…おかっぱなのかな』とか。そうやっていって固めていくと、最終的にコシノ三姉妹になってしまうんです」と明かし、DJ KOOとSAMは爆笑。

秋山は「僕の中では最初からコシノさんをやるつもりはないんですけど、形にするとだいたい(コシノさんのように)なってくる」と告白。

ほかにも「大家族のコントやるとしたら(服装は)スウェットかなとか。自分の中でちょっとでも見たことあるような、いろんなものをかき集めて1個にすると、実在しちゃう感じになっちゃうんですよね」と話し、秋山独自のキャラクターの生み出し方を明かした。

ロバート秋山「元々社交的ではないタイプ」3人組のネタ作りは難しい…

続けてDJ KOOは「秋山さんって学生時代からこういう感じですか?」と質問。

秋山は「元々はあんまり社交的ではない方。教室の後ろで変な遊びをやってクスクス笑っている、一番まずいタイプ。海に岩を落としたりして遊んだりとか」と、自身の学生時代を明かした。

さらにSAMから「ロバートさんでネタを作っているのは秋山さんですか?」と質問。

秋山は「僕がネタを作っています。8割ぐらい作って相方の山本(博)のところに持って行って。もう変なのがほとんどなので、あいつがキョトンとして『なんだ?』って顔が出たら、ほぼほぼ完成です(笑)。馬場(裕之)はもう最後に隙間で出てきてもらって」と、ロバートのネタ作りを告白。

また秋山は3人組のネタ作りの難しさについて告白。

「『それ2人で成立しない?3人要らないだろう』って言われたら、もう終わりなんで。やり方として最近覚えたのは、もう無理やり兄弟にするという。

僕1人でやろうとしたボケを兄弟にして、2人に言わすみたいな(笑)。兄弟にする手法はすごく楽ですね」と、最近のネタ作りの手法を明かすと、DJ KOOとSAMは「なるほど、おもしろい」と感心していた。

「DJ KOO(TRF)×SAM(TRF)×秋山竜次(ロバート)」

ボクらの時代
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