香ばしく香るスパイスの効いた串焼きは、中国で親しまれている羊の肉を使った伝統料理。

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その羊肉の加工方法を巡り、ある精肉店の加工方法が物理を醸している。

店主「熟練職人はだ液の痕を残さない」

その様子を捉えた映像。

自分の歯を使って、生肉から骨を1本1本くわえて、引き抜いている店主の姿が映っていた。

この店主は地元メディアの取材にこう答えている。
「道具を使うより早い」
「これは数十年受け継がれた技術」
「熟練した職人はだ液の痕を残さない」

店主は口を使った加工方法が“中国の伝統的な技術”と主張したが、この映像が現地SNSで大きく拡散されると批判の声が相次いだ。
「気持ち悪くて衛生的ではない」
「寄生虫に感染しそう」

この加工方法は、本当に伝統的なやり方なのか。

当局「これは伝統技法ではない」

地元行政当局の担当者は、「これは伝統技法ではない。生の羊肉カルビから骨を口で除去する人はいない」などと真っ向から否定している。

中国の別の精肉店が加工する映像を見ると、道具を使って丁寧に作業していて、口を使う様子は全く見られない。

問題の店主は“伝統的な技法”と嘘の方法をでっちあげて、SNSのフォロワーを増やす狙いだったのか。

地元当局が当該の精肉店を調査したところ、拡散された動画について店主は、「SNSで拡散させて、店舗の売り上げを伸ばすのが目的だった」「個人的にこれが伝統的な方法だと感じていた」と話したという。
(「イット!」 11月30日放送より)

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