米・アラスカ州の湖が、底までハッキリ見えるほど透き通って凍り付いた。その上をスケートした男性は「まるでシュノーケリングをしているようだった」と驚いた様子。原因は、異常気象にあるという。
透き通ったまま凍り付いた湖
米・アラスカ州。湖の水面をスイスイと進んでいるように見えるが、実は氷が張っている。
この記事の画像(11枚)あまりに透き通って凍り付いたため、湖の底までハッキリ見えるほどだ。動画を撮影した、ここで長年スケートをしてきたという男性も、初めての光景だと話す。
「何百年も前に山から転がり落ちた巨大な岩が足元に広がっているんです。まるでシュノーケリングをしているようでした」
ことしは「異常に寒くて乾燥」
透明すぎる氷ができた原因は、2023年の異常気象にあるという。
動画を撮影した男性は「異常に寒くて乾燥しています。いつもなら、凍るころには湖は雪に覆われてしまうのに…」と話した。
さらに、湖の底は土ではなく岩。植物がまったく生えていないため、水がとても澄んでいた。湖の底がのぞける窓は、1週間ほどで雪が積もり、見えなくなったという。
(「イット!」 11月13日放送より)
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