俳優・ダンサーの森山未來、ダンサーの菅原小春、EXILE/GENERATIONSのメンバー・関口メンディー。

ドラマ『パリピ孔明』で共演している3人が『ボクらの時代』で鼎談し、自らの仕事について、困っていることや意識していることを語った。

菅原小春の職業は「Part time job」?仕事の伝え方に困惑

それぞれ多彩な分野で活躍する3人。

ダンサーとして世界的に活躍しながら振り付けも行い、芝居と歌にも取り組んでいる菅原が、「初めて会った人に『何の仕事?』と言われた時に困っている」と、自分の仕事をどう伝えるかについて、森山と関口に相談。

俳優業と並行して、幼少期から続けているダンス作品の制作などもしている森山から「職業欄には何て書くの?」と聞かれると、菅原は「Part time job(パート・タイム・ジョブ)」と回答。

菅原小春、森山未來、関口メンディー(GENERATIONS)
菅原小春、森山未來、関口メンディー(GENERATIONS)
この記事の画像(2枚)

森山と関口の2人は笑いながら「分かる!」と共感していた。

菅原は「そこで『アーティスト』って書けるぐらいのマインドも持っていないし、心も持っていない。(初対面の人に仕事を聞かれたら)なんて言うんだろう?ダンスやって、たまに演技とか…考え過ぎかな」と、自らの仕事の正確な伝え方に苦労していることを明かした。

関口メンディーは“LDHの良心”?「人を“喜ばせ合戦”している」

すると、EXILEとGENERATIONSで活動しながら、バラエティー番組や芝居の分野でも活躍している関口も「そういう肩書みたいなのが僕も好きじゃないんですよね」と告白。

「日本はいい意味でも悪い意味でも職人気質。例えばダンサーなら『ダンスを突き詰めるべきだ』みたいな。それはもちろんそうなんですけど、でもダンス以外の表現に触れた時に学んだことが、ダンサーに生きることもある。僕はどっちかというと、“人を喜ばせ合戦”をただしているだけなんで」と語った。

「めっちゃいい。“合戦”なんだ(笑)」と感心した森山から「人を喜ばせたいという原動力は?」と質問されると、関口は「小学校4年生の時、新学期始まって最初、名前呼ばれるじゃないですか。自分の番でもないのに『はい』と言ったら『いや今おまえの番じゃないだろ~(笑)』となった時があったんですよ。

その時の感覚がなんかすごく気持ちよくて、心地よくて」と、小学生の時に感じた気持ちが、今でも人を喜ばせたい原動力となっていると告白。

続けて、「LDHに入ってからはイジられたりするようになって。イジられることに最初は抵抗あったんですけど、みんな楽しんでいるしいいや、これで喜んでくれる人がいるんだったら」と、“イジられ役”も前向きに捉えていることを明かした。

すると森山は「僕の友人が『LDHの中でメンディーさんは、“LDHの良心”だ』と言う人がいて。そこに何か大事なコアがあるみたいなことを言っていて。なんか今、話を聞いて『あ、そういう部分(“人を喜ばせ合戦”)のことかもな』というのを思いました」と明かすと、関口は「うれしい!“LDHの良心”。これから、それキャッチコピーで言いたいです」と、森山の言葉に感激していた。

「森山未來×菅原小春×関口メンディー(GENERATIONS)」

ボクらの時代
ボクらの時代