アメフト部の薬物事件をめぐり、日本大学の沢田康広副学長が理事会など全会議への出席停止の措置を一時受けていたことがわかった。

理事長、副学長ともに取材には無言

薬物事件の対応をめぐっては、林真理子理事長が沢田副学長に辞任を求めたことが明らかになっている。

また、関係者によると、沢田副学長は執行部のメンバーから明確な理由を示されずに、理事会などへの出席停止を告げられ、抗議するまで続いたという。

19日朝、沢田副学長は、辞任を求められていることについて記者がたずねると無言で車に乗り込んだ。

一方、林理事長も、「副学長に対して会議の出席を停止していたのは事実か？」などの質問には答えなかった。

辞任を求めたことについて、日本大学は18日、「沢田副学長ご自身でご判断いただくよう検討を促したことはあるものの、それ以上のものではありません」とコメントしている。
（「Live News days」10月19日放送より）