金正恩総書記が6日間ロシアに滞在した。
ロシアは金正恩総書記に対して、手厚いもてなしをして、世界に“蜜月”ぶりをアピールした。
6日間の手厚いおもてなし
17日、ロシアで、北朝鮮の金正恩総書記が、手を振って別れのあいさつをする。
この記事の画像(11枚)金総書記は敬礼をして列車に乗り込み、北朝鮮に向かった。
滞在していた6日間、ロシアは手厚いもてなしで世界に“蜜月”ぶりをアピールしてきた。
プーチン大統領との会談では、140kg半ばとみられる体重に耐えるイスが選ばれ、劇場では、バレエ「眠れる森の美女」を鑑賞した。
すると、観客から拍手で迎えられ、金総書記は笑顔で手を振って応えた。
水族館に足を運ぶと、セイウチが頭を下げてあいさつをした。
さらに、金総書記は、セイウチからの投げキッスも受けた。
ロシア各地で大歓迎された金総書記だが、その裏では、ロシアの軍艦で、ミサイルシステムの制御方法についての説明を受けた。
プーチン大統領が“遅刻せずに”お出迎え
最新の兵器を紹介された際には、防弾チョッキに興味津々の様子だった。
地元の知事は、防弾チョッキとドローン6機をプレゼントした。
そして、これまで各国の首脳ばかりか、2019年にはローマ教皇まで何十分も待たせるほどの遅刻癖の持ち主であるプーチン大統領が、宇宙基地で待ち構えて出迎える歓迎ぶりだった。
韓国のメディアは「北朝鮮が、ロシアに弾薬などを提供する見返りに軍事技術の提供を受け、核ミサイル開発を高度化させる懸念が高まった」と伝えている。
(「イット!」 9月18日放送より)
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