「敬老の日」を前に、毎年恒例の長寿を祝う梨の販売が、島根・安来市で始まった。生産・販売する農家は、あの球団の18年ぶりの「アレ」を祝う梨も準備していた。

猛虎魂注入した「優勝まちがい梨」

安来市の道の駅で限定販売される二十世紀梨「百年樹長樹まちがい梨」。安来市の梨農家・板持浩二さんが、樹齢113年の長寿の木から採れた梨を収穫し、毎年、「敬老の日」に向け、販売している。

梨農家・板持浩二さん
梨農家・板持浩二さん
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梨農家・板持浩二さん:
みなさん健康で長生きしていただきたいという思いでつくりました。まさに書いてある通り、健康で”長寿間違いナシ”だと考えております

縁起の良い「まちがい梨」
縁起の良い「まちがい梨」

板持さんは、季節やイベントに合わせた縁起の良い「まちがい梨」をシリーズで販売しているが、今まさに準備が整ったのが…

梨農家・板持浩二さん:
ドキドキ、ワクワクしているところで…

その名も「阪神タイガース優勝まちがい梨」!
大の阪神ファンの板持さんが、「六甲おろし」と「モーツアルト」を交互に聞かせながら栽培し、“猛虎魂”を梨に注入。丹精込めて18年ぶりの「アレ」に向け、準備してきた。

この「優勝まちがい梨」、実は、18年前の阪神の「アレ」のときには、球団のライセンスを得て「優勝まちがい梨」を販売。

板持浩二さん(2005年のインタビュー):
当然、優勝間違いなしだと思うんですが。

当時、注文の電話が鳴り止まなかったという。

「アレ」達成!次は日本一を

14日、阪神は、悲願の「アレ」を達成。
セ・リーグを制し、次は「日本一間違いなし」と、板持さんは願いを込めている。

阪神タイガースのロゴが入った「阪神タイガース優勝まちがい梨」
阪神タイガースのロゴが入った「阪神タイガース優勝まちがい梨」

梨農家・板持浩二さん:
18年前は、残念ながらリーグ優勝を果たした後に、日本一にはなれなかったのですが、ことし(2023年)こそは、今、勢いありますので、絶対日本一になれると信じています

「阪神タイガース優勝まちがい梨」は、9月15日からインターネットや電話で注文を受け付けている。

(TSKさんいん中央テレビ)

TSKさんいん中央テレビ
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