熊本市東区の熊本インターナショナルスクールは、台湾の半導体製造大手・TSMCの従業員の子どもたちなどを受け入れている。9月4日には台湾から熊本に移住した子どもたちも登校し、新たな校舎で授業が始まった。
台湾の子どもたち数十人が新たに入学
移転した熊本市東区の新校舎で授業を開始した熊本インターナショナルスクール。
この記事の画像(7枚)9月4日から、スクールバスの運行も始まった。
職員:
おはようございます、4年生
生徒:
おはようございます
職員:
戸島の新しい校舎にようこそ
台湾の半導体製造大手・TSMCの熊本進出に伴い、従業員の子どもたち数十人も新たに入学していて、現在、学校には小学部と中等部で約180人の児童や生徒が所属している。
最初の授業では、学校生活で必要なルールや1週間の授業のスケジュールなどが説明された。
小学部の日本人児童:
英語をお互いに勉強して会話できたらいいな
小学部の日本人児童:
分からないことをできるだけ手伝ってあげたいと思う
女子中学生「一緒にゲームで遊びたい」
8月に台湾から来たばかりだという女子中学生は「台湾からたくさんの友達が来ているので、そんなに緊張はしていない。アニメやゲームのおかげで少しの日本語は分かる」と英語で記者に話し、日本語で「一緒にゲームで遊びたい」と笑顔を見せた。
熊本インターナショナルスクール マシュー・オーム校長:
不安がいっぱいだったが、無事に乗り越えて授業も始まっているし、安心している。新校舎には今までなかった施設があるので、すごくいろんな事ができるようになって楽しみ
熊本インターナショナルスクールは新たに20人の職員を採用していて、このうち4人は台湾出身の教員だということで、台湾から来た子どもたちの学校生活をサポートしていくということだ。
(テレビ熊本)