2月に熊本・山都町で複数のネコがやけどを負うなどしていたことが分かった。警察は事件性の有無を捜査中で、保護した関係者らは「何者かにケガをさせられたのではないか」と悔しさをにじませている。

毛を焼かれ、けがをして現れたネコ

ネコを保護した女性は「とてもつらくて、痛くて、悔しく怖かっただろうなと思っている。どうしてこういう悪質なことをしたのか、とても悔しくてならない」と、死んだネコの遺骨を抱いて話す。

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複数のけがをしたネコが見つかったのは、熊本・山都町。熊本県内で保護ネコ活動をしている女性によると、2月17日にエサを求めて1匹のネコがやって来た。

その後はいなくなり、保護できなかったものの、1週間後の24日夜遅く、毛が縮れ、足にけがをした状態で、再び現れたという。女性は「現場では暗くて見えなかったが、ノミ駆除をして、ケージに入れようとしたら、おかしい、燃えていると。異臭、燃えているような臭いと、脚のケガが分かった」と当時の様子を話す。

女性はネコを2軒の病院に連れて行ったものの、傷口からの出血が止まらず、4日後に病院で死んだという。

2匹目のネコも毛を焼かれ切られた跡も

また、2月27日には同じ場所に別のネコがけがをして現れた。現在は、熊本・南阿蘇村の動物保護団体『オープンセサミ』で保護されていて、回復傾向にあるものの、発見当初は死んだネコと似たけがをしていたという。

オープンセサミの齊藤りつ子副代表は「焦げ臭いです。首の周囲とかが焼けて、熱で黄色くなっている。焼かれた後にハサミみたいなもので、毛をバサバサに切られている。ところどころにハサミで切られたような痕が残っています」と話す。

わずか1週間で山都町内で同じようなけがを負って現れたネコたち。保護した際はその異変に気付いていなかったという女性も、2匹の共通点などから「ネコたちは何者かに焼かれるなどしたのではないか」と話す。

「捜査中」「虐待の恐れがある」

女性は「1匹目(の段階)では分からなかったが、2匹目でオープンセサミから『ハサミでの切り痕があったり、まんべんなくお腹まで燃えたりしている』と(言われた)。2匹とも足にけがをしていて、バーナーであぶられたんだろう…」と、悔しさをにじませる。

警察は「事件性の有無を含めて捜査中」としていて、この地域を管轄する御船保健所も情報を把握し、「虐待の恐れがある」として地域住民に向け注意喚起をしていく方針だ。

(テレビ熊本)

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