北朝鮮などが開発を進める「極超音速ミサイル」など探知しにくい兵器を迎撃するため、日米両政府が新型ミサイルの共同開発を開始する方向で調整していることがわかった。
北朝鮮や中国などは、音速の5倍以上の速さで変則軌道で飛行する「極超音速ミサイル」などの兵器の開発や生産、配備を進めていて、現状ではこうした兵器の探知や迎撃など対応が難しいとされている。
複数の防衛省関係者によると、日米両政府は、極超音速ミサイルなどを迎撃するため、新型ミサイルの共同開発を開始する方向で調整を進めているという。
日米間で調整がつけば、17日からアメリカを訪問する岸田首相が、バイデン大統領との首脳会談で合意する見通し。
(画像は、北朝鮮の火星12NAと見られる極超音速滑空体(HGV)ミサイル)