中古車販売大手の「ビッグモーター」が、故意に車を傷つけるなどして自動車保険の保険金を不正に請求していた問題で、鈴木金融相は会見で「ビッグモーター社が保険業法上の保険代理店として保険募集を行っていることから、監督官庁として、現在事実関係の確認を進めている」と明らかにした。
その上で「保険契約者保護に欠ける悪質な問題が認められた場合は、法令に基づき適切に対応する」と述べた。
さらに「本当にこんなことがあるのだと、我が目を疑うような状況だ」と不快感を示した。
そして「多くの国民は車を愛する気持ちを持っている。事実であれば非常に不愉快なことだと思う」と指摘し、「こうした国民感情にもしっかり配慮し適切に対応したい」と強調した。