個性豊かなクラフトビールを味わえるレストランが7月15日、高知新港にオープン。高知新港やビール工場を見ながら、自慢のビールと地元素材を使った料理を楽しめる。クルーズ船の観光客からも人気を集めそうだ。

高知新港を一望しクラフトビールを楽しめる

海外からの大型客船も寄港する高知新港の高台にできたのが、ビアレストラン「SOUTH HORIZON BREWING(サウス ホライズン ブリューイング)」。

カウンターの裏にはビール工場が
カウンターの裏にはビール工場が
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高知新港を一望できる、72平方メートルの空間には約50席が設けられており、クラフトビールを楽しむことができる。カウンターの向こうにはビール工場も見えるようになっている。

看板商品の「All Aboard(オール アボード)」をはじめ、3種類のオリジナルビールがあり、6種類まで増やす予定だ。また、国内外の様々なクラフトビールも楽しめる。

西森純子記者が店自慢のビール「All Aboard」を頂いた。

西森純子記者:
すごくふくよかな香り。味わいもすごく複雑で、ちょっとフルーティーな感じもします。すごくおいしいです

地元素材を使ったビールにあう料理

店ではビールに合う料理も提供している。
高知・南国市産の「田島牛」で作ったカルパッチョのお味は。

西森純子記者:
最高ですね。豊かな赤身のうまみ、岩塩とチーズの風味が加わって、ビールがさらにすすむおいしさです

もう一つのオススメが奈半利町産の「ゆず豚」で作った自家製ベーコンのカルボナーラ。肉のうまみたっぷりの濃厚なパスタは、ビールにピッタリ。

オール高知のクラフトビールも企画

この店を運営するのは、大阪に本社があり雑貨の販売などを手掛ける「CHOKA'S(チョカス)」だ。地域産業の活性化で雇用を増やし、高知を元気にしたいと事業を計画し、賛同した県外からの移住者も働いている。

併設されているビール工場は9月ごろに稼働する予定で、2024年には“オール高知”のクラフトビールを企画。土佐町で栽培したホップや大麦と、四万十川の源流水を仕込水に使って醸造し、新たなビールを生み出そうと夢も膨らんでいる。

SOUTH HORIZON BREWING・池添楓音さん:
客船が来ますので海外の方はもちろん、新しい観光スポットにもなると思うので、観光客の方、あとは地域に愛される店になりたいと一番思っている。自家焙煎でコーヒーも作っているので、コーヒーだけでも楽しんでいただける空間になれば

SOUTH HORIZON BREWINGは年中無休。午前11時から営業している。

(高知さんさんテレビ)

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高知さんさんテレビ
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