アメリカのIT企業が開催したハッキング大会で、北朝鮮の学生たちが上位を独占した。

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工業大学の学生たちが、花束を受け取り喜んでいる。

彼らは、アメリカのIT企業が開催したハッキング大会で、優勝した学生たちとみられる。

彼らは、世界各国から約1700人が参加した、オンライン上の大会で優勝した。

しかし、問題は彼らが北朝鮮の大学生であることだった。

3位と4位に1位の学生と同じ大学の名前がある
3位と4位に1位の学生と同じ大学の名前がある

しかも、3位と4位にも同じ大学の名前があった。

さらに、2位も金日成総合大学の学生となっていて、1位から4位を北朝鮮が独占した。

4人全員が800点満点を取っている
4人全員が800点満点を取っている

しかも、4人全員が800点満点という、とんでもない成績を収めている。

北朝鮮は高度なIT教育に力を注ぐ

なぜ、北朝鮮の学生が世界レベルのハッキングができるのかというと…。

優勝した大学の教授:
敬愛する金正恩同志は、わが党にとって、人材の育成が最も重要な政策事業課題だと教えてくれた。

北朝鮮は、暗号資産などへのサイバー攻撃が、大きな資金源になっているとされている。

ハッカー育成のため、高度なIT教育に力を注いでいるとみられる。

ちなみに、ハッキング大会の賞品は、1位から3位で合わせて約3万円相当の商品券だが、受け取ったのかどうか分かっていない。

(「イット!」 7月11日放送より)