警察庁は、米司法省がロシア人の男をサイバー攻撃事件で起訴したことについて、サイバー特捜隊が捜査に協力したことを明らかにした。
米司法省は、ワシントンなどの重要インフラにランサムウェア攻撃を行ったとして16日、ロシア人の29歳の男を起訴した。
警察庁によりますとこの事件には、警察庁のサイバー特捜隊などが国際捜査に協力したということで、2022年に発足したサイバー特捜隊が情報提供した海外の事件で被疑者が起訴されたのは初めて。
関係者によりますと起訴された男は2020年にゲーム大手カプコンがランサム攻撃を受けた事件に関わっていたとみられ、警察庁はこの事件を含む複数の情報を提供していたという。
(フジテレビ社会部)