ジャニーズ事務所に所属していた歌手の男性が、ジャニー喜多川元社長から性的被害を受けたと訴えた問題で、ジャニーズ事務所は藤島ジュリー社長のコメントを発表した。

公開した動画で「この度は、創業者ジャニー喜多川の性加害問題について世の中を大きくお騒がせしておりますことを、心よりお詫び申し上げます」と述べ、頭を下げた藤島ジュリー社長。

ジャニーズ事務所をめぐっては、かつて所属していた歌手のカウアン・オカモトさんが2023年4月、記者会見で、当時の社長で2019年に亡くなったジャニー喜多川さんから性的被害を受けたと訴えていた。

また藤島ジュリー社長は文書で、カウアンさんが訴えている内容について、ジャニー喜多川元社長が亡くなっていることから、“個別の告発内容が事実かどうかを判断するのは容易ではない”としている。

その上で「目の前に被害にあったと言われる方々がいらっしゃることを、私たちは大変重く、重く受け止めております」としている。

また今後の対応として、外部から社外取締役を招いて経営体制を抜本的に見直すほか、相談を受ける窓口を5月中に設置することを明らかにした。
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