ミスの「罰金」として、部下から現金1300万円を脅し取った罪に問われている女に、裁判で懲役4年が求刑された。

名古屋市中村区にある「北林(きたばやし)病院」の元事務部長・小河ひとみ被告(62)は、2019年から、部下で看護師の女性(当時55)の仕事のミスにつけこみ、「罰金が増えていくよ」などと現金1360万円余りを脅し取った罪に問われている。

9日の初公判で、起訴内容を認めた小河被告。

被告に対し検察側は「用意したマンションに女性を住ませ、給料から毎月50万円ほどの罰金を支払わせていた」などと指摘。

「強度の服従関係を築いた上での長期間に及ぶ犯行は、狡猾で悪質」などと、懲役4年を求刑した。判決公判は5月25日。
(「イット!」5月9日放送より)
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