アメリカの研究機関が、北朝鮮の寧辺にある原子炉から使用済みの核燃料が搬出されている可能性があるとの分析を示した。
北朝鮮を専門とする研究機関、「38ノース」は26日、寧辺にある原子炉の衛星画像を分析した結果、核燃料棒の搬出のために稼働を停止している可能性があると明らかにした。
5~8キロの核兵器用のプルトニウムが抽出可能で、別の施設で再処理して抽出する疑いもあるとしている。
また38ノースは、ここ数週間で、原子炉周辺の車両の出入りが激しくなっており、稼働を停止した原子炉の整備が行われている可能性も指摘している。