サントリーホールディングスは今年の春闘で労働組合の要求する基本給一律1万円のベースアップに満額で応じたと発表した。

ベアを行うのは5年ぶりでベアと定期昇給分などをあわせ月額ベースで平均約7%の賃上げ。

また、特別一時金として国内すべてのグループ会社の社員約2万人に3万円を支給する。

このほか、来年春に入社する大学卒の初任給を、今年入社する社員より2万円以上増額となる26万円を超える水準まで引き上げるとしている。

サントリーホールディングスの新浪剛史社長は「未曽有の物価上昇から社員の生活を守るとともに、厳しい環境の中で、グループ一丸となってお客様の価値につながるイノベーションを生み出し、さらなる成長のモメンタムにつなげていきたい」としている。

(フジテレビ経済部)

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