アメリカのトランプ大統領は日本時間2日午前10時過ぎ、イランに対する軍事作戦についてホワイトハウスで国民向けに演説しました。「目標はほぼ達成している」と述べ、今後2~3週間で「猛攻撃をかける」と強調したものの、具体的な撤退時期は明言しませんでした。

アメリカとイギリスメディアの報道ぶりです。

アメリカのニューヨーク・タイムズは演説中、速報を報じ続け、終了後には「トランプ大統領は軍事的成功を主張したが、明確な終戦時期は示さなかった」と断じました。

記事は「トランプ氏は演説を終えたが、この紛争に関して新たな発表はなかった。彼は最近の公の場での発言とほぼ同じ内容を繰り返したに過ぎない。大統領が戦争を終結させるための計画を発表することを期待していた一部の共和党支持者や投資家にとっては、間違いなく失望となるだろう」としています。

日経平均株価はトランプ大統領の演説開始とともに値下がりに転じ、一時下げ幅が1400円を超えています。

ニューヨーク・タイムズの国防総省担当記者も「トランプ氏は19分間の演説を終えた。今夜は特に新しい発言はなかった。演説は、過去1カ月のSNSへの投稿をただ繰り返したに過ぎない」と評しています。

ウォールストリート・ジャーナルは「トランプ大統領はイラン攻撃について、アメリカ国民の説得を試みる」と題した記事を掲載。

ワシントン・ポストは「トランプ大統領は経済不安を和らげるため、イラン紛争が終結に近づいていると強調した」と伝えています。

イギリスのBBC放送は演説について、「威勢の良い勝利宣言をしたが、なぜ続けるのか・どう終えるのか・本当に状況が安定するのかを説明できていない」と報じています。

また、アメリカの元NATO(北大西洋条約機構)大使の「演説は攻撃目的に対する疑念を高めた」とのコメントを紹介し、演説後に原油価格が世界各地で急上昇していることを詳細に伝えています。

フジテレビ
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国際取材部
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