北朝鮮は、アメリカと韓国が来週予定している大規模な合同演習を前に、「いつでも圧倒的な行動に移る準備がある」と警告する談話を発表した。
この記事の画像(6枚)談話は金正恩総書記の妹・与正氏が出したもので、韓国メディアが3月6日に報じた「北朝鮮が、大陸間弾道ミサイルを太平洋に向けて発射すれば撃墜する」とするアメリカ軍司令官の発言への反発とみられる。
与正氏は「迎撃のような対応を取れば、明白な宣戦布告とみなす」と威嚇した上で「米韓の軍事行動は度を越えている。いつでも適切かつ迅速で、圧倒的な行動に移る準備がある」と警告している。
米韓両軍はアメリカの戦略爆撃機も参加した訓練に続き、13日から大規模な合同軍事演習を予定していて、北朝鮮の反発が強まることが予想される。
(「Live News days」3月7日放送)