2022年に日本一となったオリックス・バファローズ。その日本シリーズで活躍し、一躍人気者となった石川県出身の山﨑颯一郎投手、さらにはドラフト2位で指名された期待の長距離砲、航空石川出身、内藤鵬選手にスポットをあてた。

日本一の球団で活躍する速球派と期待のルーキー

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室内練習場で調整していたのは、2022年日本一に輝いたオリックス・バファローズナイン。

WBC日本代表に選ばれている山本由伸投手の横でキャッチボールをしているのが…石川県加賀市出身の山﨑颯一郎投手だ。

2022年のシーズンは、主に中継ぎとして15試合に登板。身長190センチの長い手足から繰り出す剛速球を武器にチームの日本一に貢献した。

それ以外にも山﨑投手がオリックスファンから注目されていることがある。それは…

ファン:
吹田の主婦!

シーズン後のファン感謝祭で山﨑投手がふんしたキャラクター。この「吹田の主婦」が話題となり、注目度はぐっと上がった。

オリックス・バファローズ 山﨑颯一郎投手(加賀市出身):
吹田の主婦のために上半身のウエイトトレーニングをしている。肌が出るので、だらしない体では人前に出られないので鍛えています。

そんな山﨑投手に石川テレビが単独インタビューした。

記者:
こんにちは!きょうは石川県からやってきました。
山﨑投手:
あ、遠いところから!
記者:
石川県からメディアが来たことをどう思う?
山﨑投手:
最高です。石川の誇りです。

このキャンプでは序盤からブルペンに入り、投げ込みを続けている山﨑投手。

山﨑投手:
肩の調子もいいし体もケガは全くない。順調に来ている。

新しい決め球は「長身角度フォーク!?」

新しいシーズンに向けて取り組んでいることがある。それは…

山﨑投手:
変化球、決め球ですね。決め球を使わないと、今年は多分打たれちゃう。

山﨑投手:
フォークです。フォークが一番決め球っぽいじゃないですか。バッターにとって一番難しい球だと思う。

数々のピッチャーが駆使してきた落ちるボール、フォークボール。習得すれば更なる活躍が期待できる。

山﨑投手:
ちょっと落ちるだけで嫌だとバッターから聞く。長身で角度あるからちょっと落とすだけでいい。
記者:
そのボールに名前を付けるとしたら…?
山﨑投手:
「角度をいかしたフォーク」「角度フォーク!」「長身角度フォーク!」…ださいっすね。

そんな山﨑投手。今シーズンの目標は…。

山﨑投手:
一軍完走!去年というか自分自身一軍で1シーズン投げ切ったことがないので、今年は1シーズンオリックスの力になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

記者:
心には石川県がありますか?
山﨑投手:
ありますよ!もちろん、石川県。

注目ルーキーが一軍で持ち味アピール!

そして、オリックスでもう1人!

ドラフト2位のルーキー、内藤鵬選手。

日本航空高校石川を卒業し、野球漬けの毎日を送っている。

オリックス・バファローズ 内藤鵬選手(日本航空石川OB):
初めてのことだらけなので、いい経験ができているし、高いレベルを肌で感じられて毎日充実している。

キャンプは2軍スタートだったが、一時、1軍に合流し得意のバッティングをアピールした。

内藤選手:
柵越えは出ているが、打球の方向がレフトだけなので、自分の持ち味はセンターやライトにも打てること。そっちにもホームランを打てるようにじっくりやっていきたい。

ルーキーイヤーの目標は…

内藤選手:
一軍初出場と、初ホームランです。今のままだと絶対無理だと思う。このキャンプで力を付けて
達成できるようにやっていきたい。

日本一連覇を目指すチームで石川県ゆかりの2人の選手の活躍に注目だ。

(石川テレビ)