宮崎市内にある美容室「green」が月曜日にだけ不定期にオープンする「発酵あんこ」の店「月曜日のあんこ」を取材した。砂糖を使わず、小豆と米こうじで発酵させることにより、自然な甘さで小豆本来の味が楽しめるという「発酵あんこ」のスイーツを紹介する。
砂糖を使わない「発酵あんこ」
「月曜日のあんこ」はテイクアウトの店だが、イートインスペースもある。美容師の浜田庄治さんは、コロナ禍で自宅にいる時間が増えたのをきっかけに料理を始め、あんこ作りに目覚めた。
この記事の画像(11枚)浜田庄治さん:
小さい頃、祖母がストーブの上でぜんざいを作っていたのを思い出し、それを(自分で)作ってみたところ、すごくおいしかったので、それであんこ作りにはまっていった
浜田さんが約1年間勉強してたどり着いたのが、砂糖を使わない「発酵あんこ」だった。小豆と米こうじで発酵させることにより、ナチュラルな甘さの発酵あんこができるという。
あずきの香りとやわらかい甘みが…
小豆は香りがよい北海道産の中納言「えりもしょうず」を使用。一粒一粒検品してえぐみを取り除き、6時間水につけてからじっくり煮込む。
その後、米こうじと合わせ10~12時間発酵させる。何度も混ぜながら発酵させ、3日間かけて「発酵あんこ」を作っているという。
成井富左子リポーター:
見た目はやわらかいお赤飯という感じですね。香りがすごい!あずきの香り。ちょっと甘酒っぽい発酵の香り。甘みがやわらかくてエンドレスで食べられますね
腸内環境整える効果も
手作りの求肥(ぎゅうひ)とグラノーラが入っていて、きな粉がかかっている「月のあんこ」も試食させてもらった。
成井富左子リポーター:
それぞれの甘みがすごくやわらかいのに、全部一緒になってちょうどいいスイーツです
浜田庄治さん:
発酵あんこは腸内環境を整え、免疫力を上げるのにも役立つ。健康維持にもつながるヘルシーな食べ物です
「月曜日のあんこ」は、月に2~3回、不定期にオープンする。
【店舗情報】
月曜日のあんこ
宮崎市新別府蔦藁716-1
Instagram:「月曜日のあんこ」
営業日時はインスタグラムにて
駐車場あり/テイクアウト イートインもOK
(テレビ宮崎)