残骸にセンサーや電子機器
アメリカ軍は2月13日、サウスカロライナ州の沖合で撃墜した中国の偵察気球から、センサーや電子機器の破片などを回収したと発表した。


アメリカ軍は声明で、4日に撃墜した中国の偵察気球について「重要な残骸を回収することができた」とした上で、「残骸にはセンサーや、電子機器の破片が含まれている」と発表した。

また、アメリカ軍は回収作業を現在も続けているとしている。


アメリカ政府は気球が軍の機密施設などの情報収集に関与していたとして、残骸を回収して詳しく分析する方針で、他に撃墜した3つの「飛行物体」の回収も進めている。
(フジテレビ国際取材部)