金沢市が日本一を奪還だ。2023年2月7日に総務省が発表した2022年の家計調査で金沢市がアイスクリームの年間支出金額で2年ぶりの全国1位に返り咲いた。
“アイスクリーム好き”の金沢市民
総務省が発表した2022年の家計調査。アイスクリーム・シャーベットの1世帯あたりの年間支出金額で金沢市は1万3932円となった。前回1位だったさいたま市を約500円差で抜き去り2年ぶりの日本一奪還だ。
金沢市は2012年以降の10年間で6度1位になっていて、根強いアイスクリーム人気が伺える。
市民に聞いてみると…
金沢市民：
シャリシャリ系とクリーム系と4種類くらい年中冷蔵庫に入っています。
金沢市民：
食後のデザートに食べます。
アイスクリームといえばイタリアのジェラート。そのジェラートの本場イタリアで「世界最高のジェラートショップ」の称号を手にしたマルガージェラートの柴野大造（しばの たいぞう）さんは…
向山侑希アナウンサー：
1位と聞いてどうですか？
マルガージェラート 柴野大造さん：
それは嬉しいですよ。こういう職業やってますからね
柴野さんに、金沢のアイスクリーム人気の理由を分析してもらうと…
柴野さん：
金沢市民って昔から”おもてなし”の文化があって「お茶菓子でもどうそ」っていうのから、どんどんアイスクリームに変化していったんじゃないかな
”おもてなし”の気持ちで変化が!?
実は金沢市。アイスクリーム以外に和生菓子の支出額でも1位。甘いもの好きの人が多いのかもしれない。
金沢市観光協会も「お茶文化が根付いていてお菓子に関心が高いことや食べ物にこだわりが強い
県民性の現れではないか」と分析している。
柴野さん：
東京から来られた方がビックリするのが金沢のスーパーに来て、アイスクリームのコーナーが大きいんですよね。
向山侑希アナウンサー：
私、東京出身ですがものすごく幅を取っていますし、量も多いですし、凄いですよね。
柴野さん：
定期的にセールをやっていたりしますから。家庭でアイスクリームが常備されている
実際、金沢市民に話を聞いていると…
金沢市民：
アイス売り場はとりあえずチェックするようにしていますね
金沢市民：
スーパーで半額の時に買ってそれを食べています
なお、さいたま市の支出額が多い理由について、さいたま市に訪ねたところ、ケーキやプリンが上位で同じように甘党が多いのではと話していた。
（石川テレビ）
