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著書の「人生がときめく片づけの魔法」が、世界でシリーズ累計1400万部を突破。
2022年には自身の番組が、アメリカのテレビ界のアカデミー賞と言われる「エミー賞」を受賞するなど、今や世界で知られる“片付けのカリスマ”、“こんまり”こと近藤麻理恵さん。

そんなこんまりさんが、またも世界を揺るがしています。
海外の複数のメディアが、「“こんまり”は片付けを諦めた」と報じたのです。“片付けのカリスマ”に一体何があったのか?
「めざまし8」は、こんまりさん本人に話を聞くことができました。

“カリスマ”が「片付け」を諦めた理由…“家族”の存在

めざまし8の取材に対し、「片付けを完璧にできるっていう自分を諦めた」と海外メディアに話したことを教えてくれたこんまりさん。その理由について、こう話してくれました。

“こんまり”こと近藤麻理恵さん:
もともと“片付け”ということを「なりわい」にしている立場なので、独身時代はもう家をきちんと片付けているということが、当たり前だったんですけれども。
子供を産んだ後というのは、体力的にも時間的にも、余裕がまったくなくなってしまって。子供がいると、どうしても片付かない。散らかってしまう時間っていうのが長くなってしまうんですね。

現在、こんまりさんには、1歳と6歳と7歳の3人の子供が。
子育てに奮闘する中、片付けに気を回す時間が、取れなくなってしまったというのです。

しかし、その中でも“こんまり流”の考え方があるといいます。

“こんまり”こと近藤麻理恵さん:
どうしても、ちょっとイライラしてしまいそうになるじゃないですか。
ただ、完璧に片付いているということ自体が目的・大切なのではなくて、家族と幸せに過ごすことが目的なので。散らかっていてイライラするよりは、ちょっと散らかっていても子供たちと今一緒に楽しく遊んでいたりして過ごす時間が、今の自分にとっては大切なんだなっていうふうに、なんか明るく前向きに捉え直す。

最後に、こんまりさんは自分と同じく子育てに奮闘している人たちに、こんなメッセージをくれました。

“こんまり”こと近藤麻理恵さん:
子育て中のお父さん、お母さん、本当に片付けができなくても、落ち込まずに一緒に頑張りましょう。

(めざまし8 2月1日放送)