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連続強盗・窃盗事件で、“ルフィ”と名乗る指示役のリーダーとみられる、渡辺優樹容疑者(38)。

「めざまし8」は、渡辺容疑者の知人を独自取材。渡邊容疑者が変わっていった様子が、少しずつ明らかになってきました

人を見て対応を変えるのがうまかった

知人によると、渡辺容疑者は15年ほど前、札幌市の繁華街・ススキノで客引きをしていたといいます。

渡辺容疑者の知人:
人を見て対応を変える。例えば立場的にある人間に関しては、本当に素行がいいし。こいつはもういいやと思う人間に関しては強気になるところで。

立場をみて、他人との距離感をはかっていたのが印象的だったといいます。

渡辺容疑者の知人:
手が早い部分もあったかもね。でも本当、人見る。
だから、ある意味そういうところは、頭が良かった。なんか人付き合いとかで「ここの人間には変なことしない」と、「ここの人間にはやっても良い」っていう、あの判断の仕方は、うまかった。

高校時代は「向上心しかない」も…「進学で人が変わった」 同級生の証言

一方、真面目で文武両道だったと証言したのは、渡辺容疑者の高校時代の同級生です。

渡辺容疑者と同じ剣道部だった高校時代の同級生:
色々な行事に取り組んでいました。「明朗快活」で学校の中心みたいな感じで、一所懸命やっていた印象です。ものすごく向上心しかない感じでしたね。

大学進学のため、出身地の北海道・別海町から札幌に移った渡辺容疑者。
再会した時、その様子が一変していたといいます。

渡辺容疑者と同じ剣道部だった高校時代の同級生:
2003年のゴールデンウィーク、ススキノ通りです。「おお、元気か」みたいな、そんな感じでした。
その時から夜の世界に、昼夜問わずバイトしてたから、早くも学校に行ってなかったんじゃないか。進学で札幌に行ってから、ものすごく人が変わったんじゃないかと思います。

別の知人によると渡辺容疑者は、若くしてススキノで女性の接客を伴う飲食店を経営。その後、一等地に別の店をオープンするも、短期間で閉店となってしまったといいます。

現在、フィリピンの入管施設にいる渡辺優樹容疑者ら4人。
フィリピン司法省の報道官によると「強制送還の要請を受けた場合、事実関係を確認し可能な限り早く手続きをする」と話しており、その時期については、1カ月~3カ月の見通しとのことです。

(めざまし8 1月30日放送)