1月9日、宮城県白石市などのJR東北本線の線路沿いで枯れ草火災が相次いだ。その後の警察の調べで、現場近くを通過した寝台特急から飛び出た火花が、火事の原因の可能性があることがわかった。

線路わきで枯れ草などが焼ける火事が相次ぐ

9日午後、宮城県大河原町を走る寝台特急「カシオペア」の回送列車。車輪の辺りから火と煙が上がっている。

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真横通過するときも車輪の方見ていたんですけど、けっこう火花が派手に散って少しにおいもあって

JR東日本によると9日午後、宮城県白石市の越河駅と福島県の貝田駅の間の上り線を走行していた、「カシオペア」の回送列車に不具合が発生。この直前には、不具合が発生した列車が走行した、大河原町や白石市などの線路わきで枯れ草などが焼ける火事が相次いだ。

動画を撮影した人:
列車が通過していって、5分くらいしてからJRに電話している途中に、線路脇から煙があがっているなと思って、近くに見にいったら燃えていた

警察はカシオペアから出た火花が飛び散って、火事が発生した可能性もあるとみて詳しい原因を調べている。

(仙台放送)