日本代表の森保監督が、12月12日放送のめざまし8に生出演。「森保ノート」の真相や家族だけが知る素顔など、たっぷり聞きました。

「お礼を言えるのは幸せ」感謝の気持ち語る

日本中を感動の渦に巻き込んだ立役者、日本代表・森保一監督。

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帰国後、様々なメディアに出演していることについて「ありがたいです。応援してくださった方々、共闘してくださった方々いっぱいの中、番組に呼んでいただいてお礼を言えるというのはすごく我々にとっても幸せです」と語りました。

クロアチア戦後のスタンドへの「最敬礼」が印象的でしたが、どのような気持ちだったのでしょうか。

森保一 監督:
サポーターの皆さんに日頃から応援していただいていますし、ここで敗退してしまって夢見させてあげられなくてすみません、という思いと、これまでの応援と試合の応援ありがとうございました、という気持ちを込めて挨拶させていただきました。

監督に届いた“8ブラボー”

成田空港到着の際にも、空港に集まった人々から多くの感謝の声が飛び交う中、めざまし8のカメラに向かって「応援、共闘ありがとうございました」と言っていたように見えた森保監督。
実際はどうだったのか聞いてみると…

「見えていました。動きがあったので」と、「ブラボー!感動をありがとう」とボードを掲げた田中良幸キャスターの呼びかけに、皆さんに対してのメッセージを送ってくれていました。

“森保デスノート” あの時何を書いた?

大会中、森保監督がノートを取る姿が注目されていましたが、試合中どのくらいノートを取っていたのかめざまし8が調べたところ、確認できたものでコスタリカ戦11回、スペイン戦11回、クロアチア戦21回でした。

グループステージのスペイン戦では、後半開始直後、監督がノートに何かを記入します。するとその1分後、堂安選手が同点ゴール。強豪を倒したことから、ネットでは「デスノート」と呼ぶ声もありました。
ノートには何を書いていたのでしょうか。

森保一 監督:
試合中の出来事です。「試合の入りがよくて堂安が得点を決めた」とか、そういうポイントになるところですね。誰々がシュートを打ったとか、誰々のディフェンスがよかった、逆にディフェンス右サイドやられたとかっていうことを特に前半書いて、ハーフタイムの修正に使うっていうことが多いですね。
書いて、コーチと話して、コーチの意見と合致するところがあるならこれはチームの問題だっていうことで、必ず伝えるということはしています。
あとは、その時の気持ちの中で、自分の中で出てきたことを適当にまとめています。

決勝トーナメント1回戦、PK戦で惜しくも敗れたクロアチア戦。終了後のロッカールームでも森保監督はノートに何か書いていましたが、何を書いていたのでしょうか。

森保一 監督:
「勇気、勇敢で粘り強く戦い抜いてくれてありがとう」って書きました。「チームのために出られなかった選手もいる中で、みんなでチームを支えてくれてありがとう」っていうのと、このカタールのW杯に向けて、ロシアのW杯から個の成長が一番だったと。
これからまた次のW杯に向けて我々が壁を越えて行くには、選手たちの成長が一番大切なので、そこを選手たちには要望するということを書いていますね。「個の強さを上げていくのはもちろんだけど、日本の良さであるチームで戦う団結力であったり、つながりということを忘れないでほしい」と書きました。

と、森保監督は話してくれました。

家族が明かす意外な一面 「自宅では“パンツ一丁”」

11日、めざまし8は森保監督の次男・けーごさんを取材。森保監督の家族だけが知る一面を明かしてくれました。

LISEM けーごさん:
きのう(10日)は父とそんなにめっちゃ喋ったってわけではないんですけど、「お疲れさま」って言って。背中で示してくれているかなっていう、いろいろなことを。
夏とかは、基本的に森保家は母以外は4人男がいるんですけど、基本的にみんなパンツ一丁で家の中でいるんで。裸族ですね。

この話に森保監督は「本当にそうですね。Tシャツ着てるんですけどすぐ脱ぐんですよね。嫁さんも当たり前だと思っています」と意外な一面も。

日本中を感動の渦に巻き込んだ森保監督。続投のオファーの報道もありますが、今後はどのように考えているのでしょうか。

森保一 監督:
話はまだ正式なことは何もないですけど、監督業はもう少し続けていきたいと思っていますので、自分の力を上げていけるようにまた努力していきたいと思います。

(めざまし8 12月12日放送)